こんにちは! 工藤一郎国際特許事務所です。日銀、東証、日経グループ、金融機関、大手技術系メーカーと多数の特許価値評価・知財戦略分析に関する取引実績があります。このブログでは特許価値評価や知財戦略分析に関する情報を提供しています。
今回は三菱電機などロボットに関する技術の有力企業3社のテクノロジーを紹介します(本記事の内容は2024年3月時点のものとなります)。
ここでピックアップする技術は今回注目したもので、全体のごく一部ですのでご留意を!
- 企業の成長性(株価)の先行指標となるYK値が高い3社を紹介
- 今注目のロボット業界!
- 各企業の新しい取り組みや新発明なども併せて紹介
早速、企業の注目技術を見てみましょう!
三菱電機
AR(拡張現実)技術を用いてロボットを遠隔操作する技術を開発。AR技術とは実際の状態を映した画面にCGなどを重ね合わせる技術のことです。同社の技術ではロボットハンドなどの力触覚情報を色で表現できます。遠隔操作の画面上でハンドの加圧部が変色します。操作端末に力を伝える専用インターフェースがなくてもロボットを遠隔運用できます。
参考URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/sustainability/management/sdgs/13/index.html
なお、特許はロボット関連のほか、電気設備や電気機器に関して多数有します。
オムロン
最大100台を統合制御できる搬送ロボットを開発。搬送ロボットとは、倉庫や工場の中で様々な物資や製品を運ぶロボットのことです。同社の搬送ロボットは現在位置や稼働状況などが常時監視されており、タクシーの自動配車システムのように、リアルタイムで複数台にジョブを振り分けることが可能です。搬送マップの自動作成や自律走行機能も備えており、人材不足に対応します。
参考URL:https://www.omron.com/jp/ja/news/2023/07/c0714.html
なお、特許はロボット関連のほか、計測器やセンサに関して多数有します。
なお、特許はロボット関連のほか、計測器やセンサに関して多数有します。
安川電機
高度な自律性を持った産業用ロボットを開発。従来の産業用ロボットはあらかじめ定められた動きを繰り返すもので、周囲の状況に応じて動作を変えることはできませんでした。同社のロボットは、周囲の状況を取得して状況に応じた動作計画を立案し、自律的に作業を完結することが可能です。不確定性があるために自動化できていない作業領域を自動化することが期待できます。
参考URL:https://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/product/1154379
なお、特許はロボット関連のほか、モータやインバータに関して多数有します。
紹介した3社以外にも本テーマの技術優良企業はありますよ
工藤一郎国際特許事務所では様々な特許の分析レポート・価値評価レポートを提供しています。
大手研究所、メーカー、金融機関等向け等に多数の納入実績がありますので、ぜひご相談ください!
以上