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【化粧品】企業特許力ランキング – 2023年6月度-

こんにちは! 工藤一郎国際特許事務所です。日銀、東証、日経グループ、金融機関、大手技術系メーカーと多数の特許価値評価・知財戦略分析に関する取引実績があります。このブログでは特許価値評価や知財戦略分析に関する情報を提供しています。

今回は化粧品関連の特許から見た有力企業ランキングを紹介します(本記事の内容は2023年6月時点のものとなります)。

POINT
  • 企業の成長性(株価)の先行指標となるYK値のランキング
  • イメージと異なり化粧品は特許が重要な分野!
  • YK値の高い特許も併せて紹介
弁理士
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企業の成長性(株価)の先行指標となるYK値のランキングです。YK値は企業の特許価値を評価する今注目の指標です。YK値の説明はこちらから。

今注目の化粧品業界

機能を保護するため特許が重要

化粧品というとデザイン性やブランド性が重視されるイメージがありますが、近年はその機能性も重視されています。

例えば、乾燥や紫外線から肌を守るための化粧品の場合、その効果の高さや効果の持続性が要求されますし、整髪料では整髪力や髪に与える質感、使いやすさなども重要になってきます(*本記事では、整髪料やスキンケア用品等に関する特許もコスメ関連として集計しています)。

弁理士
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機能を実現する生産技術の模倣を防止するため、特許が重要になってきているんですね!

コスメ(化粧品)のイメージ
出典 : pixabay  https://pixabay.com/ja/photos/291851/

コスメ(化粧品)のイメージ 出典 : pixabay  https://pixabay.com/ja/photos/291851/

なお、ここ数年間は新型コロナウイルス対策でマスクの着用がなかば義務化をされている状況だったため、口紅などの化粧品の売上はあまり良い状況ではありませんでした。

しかし、最近では徐々にマスクを外す流れがあり、百貨店などでの化粧品売上の上昇が見込まれます。

中国からの観光客の爆買いにも期待

海外からの旅行者によるインバウンド消費が回復することによる需要増も期待できます。

コロナが収束した後も中国からの団体旅行などは規制がされていましたが、そろそろ解禁されそうです(2023年8月10日に中国政府から、日本への団体旅行の解禁が発表されました)。最近は鳴りを潜めていた以前のような爆買いも期待できるでしょう。

弁理士
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円安が進んでいることからも爆買い需要が期待できそうですね。

企業特許力ランキング(YK値ランキング)

企業特許力ランキング

化粧品の特許に関する有力企業ランキング(本技術分野のYK値が高い企業)は、以下の通りです。

No証券コード企業名称同技術分野
関連YK値
14452花王㈱2965.37
24911㈱資生堂1779.82
34922㈱コーセー1490.03
44917㈱マンダム1464.33
54967小林製薬㈱1320.48
企業特許力ランキング
弁理士
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やはり、化粧品メーカーが上位に来ています。

補足:特許と技術テーマの紐づけ方

本ランキングでは、化粧品に関連する特許を国際特許分類(IPC)を使用して選び出し、集計しています。国際特許分類(IPC)とは世界中で共通して使われている特許の分類コードで、特許には必ずついているものです。細かくは数万種類もありますので、網羅的で詳細な分類が可能です。

弁理士
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本記事では、ビッグデータを分析し、化粧品と関連する国際特許分類IPCを少し広めにとっています。

特許のご紹介(YK値の高い特許)

特許ランキング

本技術分野の高YK値特許をピックアップすると以下の通りです。

証券
コード
企業名特許番号発明の名称同技術分野
関連YK値
4911㈱資生堂4518520整髪用化粧料238.97
4967小林製薬㈱6771853ビタミンB6含有組成物144.10
4917㈱マンダム6800313染毛料組成物134.58
4922㈱コーセー5997546有効成分の皮膚への浸透が促進された皮膚外用剤または化粧料組成物124.46
4452花王㈱5964560乳化型整髪料112.16
技術分野有力企業(傘下のグループ企業含む)が保有する高YK値特許(代表的なものを掲載)
弁理士
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資生堂の整髪用化粧料のYK値がとても高いですね。

今現在係争がある特許

本技術分野の係争のうち、有力上場企業が関連しているものとして、以下のような係争があります。

審判番号種別攻撃側 → 防御側結果発明の名称
2021-700904異議個人 → 
㈱マンダム
不成立染毛料組成物
2021-700828一部異議個人 → 
小林製薬㈱
訂正
維持
水性製剤
同技術分野有力企業 特許に関する係争(代表的なものを掲載)
弁理士
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特許の係争があるということはそれだけ重要な技術だということですね。

工藤一郎国際特許事務所では様々な特許の分析レポート・価値評価レポートを提供しています。

大手研究所、メーカー、金融機関等向け等に多数の納入実績がありますので、ぜひご相談ください!

以上

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