こんにちは! 工藤一郎国際特許事務所です。日銀、東証、日経グループ、金融機関、大手技術系メーカーと多数の特許価値評価・知財戦略分析に関する取引実績があります。このブログでは特許価値評価や知財戦略分析に関する情報を提供しています。
今回はNTTなど電気自動車に関する技術の有力企業3社のテクノロジーを紹介します(本記事の内容は2023年12月時点のものとなります)。
ここでピックアップする技術は今回注目したもので、全体のごく一部ですのでご留意を!
- 企業の成長性(株価)の先行指標となるYK値が高い3社を紹介
- 今注目の人口知能業界!
- 各企業の新しい取り組みや新発明なども併せて紹介
早速、企業の注目技術を見てみましょう!
NTT
日本語の得意なAI(人工知能)を開発しました。近年、ChatGPTなどの高性能言語処理AIが登場していますが、莫大な情報の学習処理には原発1機分のエネルギーが必要ともいわれ、運用コスト面に問題がありました。同社は長年の言語処理研究の蓄積を活かすことで、比較的小さな情報量でも精度の高い日本語処理を実現しました。従来よりも低コストになるため、導入が容易になります。
参考URL:https://www.rd.ntt/research/LLM_tsuzumi.html
なお、特許は人工知能関連のほか、通信に関連して幅広く有します。
富士通
用途ごとの機能をパッケージしたAIプラットフォームを提供しています。AIはその有用さが認知されてはいるものの、導入のためのシステム設計が困難であるという問題がありました。同社は、作業者分析や不良品検出、分子構造予測など用途ごとに必要となる機能をパッケージし、コンポーネント化。初期導入が迅速かつ容易となります。
参考URL:https://www.fujitsu.com/jp/services/kozuchi/
なお、特許は人工知能関連のほか、IT・システムに関連して幅広く有します。
三菱電機
低スペックな機器にも搭載できるAIを開発しました。AIは様々な機器へ導入されていくことが期待されていますが、データ処理量が多いために、家電やエレベータなどの高性能CPUを持たない機器には導入が難しいとされています。同社は独自のアルゴリズムを開発することで、運用に必要な演算量を従来よりも大幅に縮小。従来よりも多様な機器にAIを搭載することを可能としました。
参考URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/randd/maisart/
なお、特許は人工知能関連のほか、機械制御や電気機器に関連して幅広く有します。
紹介した3社以外にも本テーマの技術優良企業はありますよ
工藤一郎国際特許事務所では様々な特許の分析レポート・価値評価レポートを提供しています。
大手研究所、メーカー、金融機関等向け等に多数の納入実績がありますので、ぜひご相談ください!
以上