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【NTTデータグループ】など【省エネ】関連3社 テクノロジーPickUP- 2024年10月度-

こんにちは! 工藤一郎国際特許事務所です。日銀、東証、日経グループ、金融機関、大手技術系メーカーと多数の特許価値評価・知財戦略分析に関する取引実績があります。このブログでは特許価値評価や知財戦略分析に関する情報を提供しています。

今回はNTTデータグループなど省エネに関する技術の有力企業3社のテクノロジーを紹介します(本記事の内容は2024年10月時点のものとなります)。

弁理士
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ここでピックアップする技術は今回注目したもので、全体のごく一部ですのでご留意を!

POINT
  • 企業の成長性(株価)の先行指標となるYK値が高い3社を紹介
  • 今注目の省エネ業界!
  • 各企業の新しい取り組みや新発明なども併せて紹介
弁理士
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早速、企業の注目技術を見てみましょう!

省エネとは

省エネとは、エネルギー資源を効率的に利用し、環境保全や経済的効果を高める取り組みのことです。
家庭や産業分野での機器の効率化、建物の熱効率向上、再生可能エネルギーの活用などが主な方法として挙げられます。
これにより、温室効果ガスの排出削減やエネルギーコストの削減が実現可能です。

NTTデータグループ

AIで室温を先読みしエネルギー効率を改善

AIを用いた空調最適化サービスを開発しました。従来の空調は、測定した室温と目標室温との差を埋めるように後追いで出力を制御する方式であるため、室温にわずかなずれが生じ、その分エネルギー効率も低下していました。同社は人流センサや温度センサを用いてAIで将来の室温を予測し、先回りして制御する方式を採用しました。これにより室温のずれがなくなり、エネルギー効率も改善しました。

参考URL:https://www.nttdata.com/jp/ja/trends/data-insight/2024/0222/

なお、特許はAI関連のほか、ITに関連して幅広く有します。

デンカ

超高温環境に対応する断熱材の開発

超高温用の断熱材を開発しました。工業用の炉は、超高温状態を維持する必要があるため、その熱を逃がさないことがエネルギー効率の改善につながります。同社は断熱材の原料に、酸化アルミニウムファイバーを採用しました。耐火レンガなどと比べ断熱性が高いため、工業用炉の密閉用材料などに使用することで、熱を閉じ込めエネルギー効率を高めることができます。

参考URL:https://www.denka.co.jp/product/detail_00205/

なお、特許は断熱材のほか、機能性素材に関連して多数有します。

東京ガス

送電ロスゼロに加え、高効率化を実現する燃料電池技術を開発

高効率の燃料電池システムを開発。都市ガスを用いた燃料電池は、発電時に生じる排熱を給湯などに利用できるほか、送電ロスがないことから、発電所の電力を使用する場合よりもエネルギー効率を高めることができる。同社は電池に投入した燃料をより多く発電に利用する技術などを開発することで、燃料電池システムのさらなる高効率化に成功。

参考URL:https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20200304-02.html

なお、特許は燃料電池のほか、ガス・エネルギーに関連し幅広く有します。


弁理士
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紹介した3社以外にも本テーマの技術優良企業はありますよ

工藤一郎国際特許事務所では様々な特許の分析レポート・価値評価レポートを提供しています。

大手研究所、メーカー、金融機関等向け等に多数の納入実績がありますので、ぜひご相談ください!

以上

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