相談する・仕事を依頼する

【キヤノンマーケティングジャパン】など【ドローン】関連3社 テクノロジーPickUP- 2024年11月度-

こんにちは! 工藤一郎国際特許事務所です。日銀、東証、日経グループ、金融機関、大手技術系メーカーと多数の特許価値評価・知財戦略分析に関する取引実績があります。このブログでは特許価値評価や知財戦略分析に関する情報を提供しています。

今回はキヤノンマーケティングジャパンなどドローンに関する技術の有力企業3社のテクノロジーを紹介します(本記事の内容は2024年11月時点のものとなります)。

弁理士
弁理士

ここでピックアップする技術は今回注目したもので、全体のごく一部ですのでご留意を!

POINT
  • 企業の成長性(株価)の先行指標となるYK値が高い3社を紹介
  • 今注目のドローン業界!
  • 各企業の新しい取り組みや新発明なども併せて紹介
弁理士
弁理士

早速、企業の注目技術を見てみましょう!

ドローンとは

ドローンとは、遠隔操作や自律飛行が可能な無人航空機のことです。小型で機動性が高く、カメラやセンサーを搭載できるため、空撮、物流、測量、農業、災害対応など、幅広い分野で活用されています。技術の進歩により飛行性能やバッテリー持続時間が向上し、効率性と安全性が向上しています。また、AIとの組み合わせにより、自動化や精密なデータ収集が可能となり、今後も応用範囲が拡大すると期待されています。

キヤノンマーケティングジャパン

直観的な操作で速やかに位置を微調整

直感的な操作が可能なドローンを開発しました。ドローンカメラで撮影を行う際など、ドローンの位置を微調整したい場合がありますが、従来のコントローラでは速やかな調整が困難でした。同社のドローンは手を近づけることによって、手の反対方向への移動指示ができたり、両側を手で挟むことによって、その場での待機指示ができたりします。これにより、位置の微調整が容易になります。

参考:特許第7277695号など

なお、特許はドローン関連のほか、ITに関連して幅広く有します。

IHI

船などの移動物体上にも安全に着陸可能な情報解析と姿勢制御

優れた着陸性能を持つドローンを開発しました。ドローンの自律飛行で最も問題となるのは着陸です。特に船上などでは常に着地面が揺動するため、通常の技術では着陸が難しい場合があります。同社のドローンは、着陸動作中に着地点の情報解析と姿勢制御を繰り返し行うことで様々な状況に対応しました。船などの移動物体にも安全に着陸することができます。

参考:特許第7196668号など

なお、特許はドローンのほか、重工業やプラントに関連して多数有します。

カナデビア

飛行経路を自動で学習、経路学習コストの圧縮を可能に

点検経路を自動で学習できる検査用ドローンを開発しました。設備点検用のドローンに点検経路を自律飛行させるには、経路上に目印となる機器を置くか、経路の映像を学習させる必要があり、コストがかかる点が問題でした。同社のドローンは点検員を追尾して施設内を飛行しながら、飛行経路を自動で学習する機能を搭載。経路学習のためのコストが削減できます。

参考:特許第7173746号など

なお、特許はドローンのほか、産業機械やプラントに関連し幅広く有します。


弁理士
弁理士

紹介した3社以外にも本テーマの技術優良企業はありますよ

工藤一郎国際特許事務所では様々な特許の分析レポート・価値評価レポートを提供しています。

大手研究所、メーカー、金融機関等向け等に多数の納入実績がありますので、ぜひご相談ください!

以上

相談する・仕事を依頼する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です