こんにちは! 工藤一郎国際特許事務所です。日銀、東証、日経グループ、金融機関、大手技術系メーカーと多数の特許価値評価・知財戦略分析に関する取引実績があります。このブログでは特許価値評価や知財戦略分析に関する情報を提供しています。
今回は日本電気など人口知能に関する技術の有力企業3社のテクノロジーを紹介します(本記事の内容は2024年12月時点のものとなります)。

ここでピックアップする技術は今回注目したもので、全体のごく一部ですのでご留意を!
- 企業の成長性(株価)の先行指標となるYK値が高い3社を紹介
- 今注目の人口知能業界!
- 各企業の新しい取り組みや新発明なども併せて紹介

早速、企業の注目技術を見てみましょう!
目次 非表示
人口知能とは

人工知能(AI)は、人間の知的活動を模倣し、学習や推論、問題解決を行う技術です。
AIは大量のデータを基にした分析や予測が得意で、医療分野では診断の精度向上や治療計画の最適化に貢献しています。
また、顔認証や音声認識技術としてセキュリティや利便性を高め、ビジネスや研究での効率化にも活用されています。
日本電気
AIを活用した高度な生体認証サービスを提供。近年、セキュリティ意識の高まりから、施設の入館時などに本人確認を行う場合がありますが、入館ゲートで一人ずつ本人確認を行うと、多大な時間を要する問題があります。同社のシステムは独自の顔・身体特徴の認証技術により、カメラ画像から複数の人物の同時認証が可能。入館ゲートなどを設けなくても本人確認が可能となりました。
参考URL:https://jpn.nec.com/biometrics/from/index.html
なお、特許は人工知能関連のほか、IT・システムに関連して幅広く有します。
三菱電機
短時間で行動分析ができるAIを開発。AIを用いた作業分析・改善技術が注目されていますが、人間が手動で整理して作成しなければならない教師データが大量に必要になることが普及を妨げていました。同社は、独自の生成モデルを適用することで教師データの整理・作成の自動化に成功。一連の作業を撮影した動画から簡単に作業分析と改善提案が可能となります。
参考URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2024/0125-a.html
なお、特許は人工知能関連のほか、機械制御や電気機器に関連して多数有します。
富士フイルムホールディングス
MRI画像を高精度に分析するAI(人工知能)を開発しました。癌の病変部を特定するためには、MRIなどの医療機器で撮影した画像を分析する必要があります。この分析にはすでにAIが活用されているが、病変データが必ずしも十分ではありませんでした。同社は国立がん研究センターと協力し、同センターの知見を得ることで様々な癌に対応するAIシステムを開発しました。
参考URL:https://holdings.fujifilm.com/ja/about/dx/activity/01
なお、特許は人工知能関連のほか、医療機器に関連し幅広く有します。

紹介した3社以外にも本テーマの技術優良企業はありますよ
工藤一郎国際特許事務所では様々な特許の分析レポート・価値評価レポートを提供しています。
大手研究所、メーカー、金融機関等向け等に多数の納入実績がありますので、ぜひご相談ください!
以上