こんにちは! 工藤一郎国際特許事務所です。日銀、東証、日経グループ、金融機関、大手技術系メーカーと多数の特許価値評価・知財戦略分析に関する取引実績があります。このブログでは特許価値評価や知財戦略分析に関する情報を提供しています。
今回は三菱重工業など宇宙技術に関する技術の有力企業3社のテクノロジーを紹介します(本記事の内容は2023年8月時点のものとなります)。

ここでピックアップする技術は今回注目したもので、全体のごく一部ですのでご留意を!
- 企業の成長性(株価)の先行指標となるYK値が高い3社を紹介
- 今注目の宇宙技術業界!
- 各企業の新しい取り組みや新発明なども併せて紹介

早速、企業の注目技術を見てみましょう!
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三菱重工業
ロケットエンジンや人工衛星用機器など宇宙関連の製品を幅広く提供しています。近年は、月の水資源の「利用可能性」を調査するための月面探査機などを開発しています。この探査機は備え付けられた太陽光パネルからエネルギーを取得し、月面を移動、調査対象を掘削・採取します。合わせて走行に係るデータも収集しており、将来的にはこのデータを有人宇宙機の航行にも活用する予定です。
参考URL:https://www.mhi.com/jp/news/23072102.html
なお、特許は宇宙技術のほか重工業に関連して幅広く有します。
日本電気
人工衛星を利用した監視サービスシステムを提供しています。宇宙から地震、津波、浸水、土砂崩落、林野火災などの災害監視や、森林破壊、異常気象、地殻変動、海洋汚染などの環境監視を行うことができます。また、衛星間および地上とのレーザ光による通信技術も開発中です。現在のマイクロ波(電波)による無線通信よりも、通信の高速化・大容量化が可能となります。
参考URL:https://jpn.nec.com/solution/space/monitoring/index.html
なお、特許は衛星システムのほか、電気設備や通信設備に関連して幅広く有します。
住友重機械工業
宇宙機向けの極低温機器を開発しました。宇宙空間で微弱な光を好感度にとらえるにはセンサーを冷やし、その性能を上げることが重要となります。宇宙は原則として低温ですが、人工衛星の太陽の当たる面などは高温となるため、冷却のための極低温機器は必須となります。同社の極低温機器はコンパクトで高性能であり、数々の人工衛星、探査機に採用実績があります。
参考URL:https://www.shi.co.jp/industrial/jp/product/science/space/
なお、特許は宇宙技術関連のほか、機械に関連して幅広く有します。

紹介した3社以外にも本テーマの技術優良企業はありますよ
工藤一郎国際特許事務所では様々な特許の分析レポート・価値評価レポートを提供しています。
大手研究所、メーカー、金融機関等向け等に多数の納入実績がありますので、ぜひご相談ください!
以上
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