こんにちは! 工藤一郎国際特許事務所です。日銀、東証、日経グループ、金融機関、大手技術系メーカーと多数の特許価値評価・知財戦略分析に関する取引実績があります。このブログでは特許価値評価や知財戦略分析に関する情報を提供しています。
今回はクボタなど自動運転に関する技術の有力企業3社のテクノロジーを紹介します(本記事の内容は2023年9月時点のものとなります)。

ここでピックアップする技術は今回注目したもので、全体のごく一部ですのでご留意を!
- 企業の成長性(株価)の先行指標となるYK値が高い3社を紹介
- 今注目の自動運転業界!
- 各企業の新しい取り組みや新発明なども併せて紹介

早速、企業の注目技術を見てみましょう!
目次 非表示
クボタ
自動運転の農機を開発しました。トラクタやコンバインは、決まった場所を走行するため自動運転が実現しやすく、かつ無人化による利益も大きいため自動運転技術の注目分野となっています。同社の農機は、複数の測位衛星を用いた位置計測システム(GNSS)や、カメラ映像、慣性計測装置、レーザ、ソナーなどを組み合わせることにより、有人監視下での農機の自動運転を実現しました。
なお、特許は自動運転関連のほか農機に関連して幅広く有します。
TDK
車両の向きや姿勢を把握するためのセンサ装置を開発しました。高度な自動運転を実現するためには、走行中の車両の状態を従来よりも正確に把握することが必要となります。同社は、複数の加速度センサとジャイロセンサを組み合わせて一体化したセンサや、大気圧センサによる高低差検出と3次元地図情報を用いた測位装置などにより、従来よりも高精度な車両状態の把握を実現しました。
参考URL:https://www.tdk.com/ja/featured_stories/entry_004.html
なお、特許はセンサや電子部品に関連して幅広く有します。
ゼンリン
高精度な3次元地図を提供しています。自動運転には車両の位置を正確に把握する技術に加え、精密な3次元地図情報が重要です。同社の地図データは、3次元の地形・建物などに加え、標識や横断歩道などの情報を収録してあります。車両から認識すべき標識などの情報を先読みし照合することができるため、より効率的な車両の制御が可能となります。
参考URL:https://www.zenrin.co.jp/product/category/gis/contents/3d/index.html
なお、特許は地図情報やナビゲーションシステムに関連して幅広く有します。

紹介した3社以外にも本テーマの技術優良企業はありますよ
工藤一郎国際特許事務所では様々な特許の分析レポート・価値評価レポートを提供しています。
大手研究所、メーカー、金融機関等向け等に多数の納入実績がありますので、ぜひご相談ください!
以上
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