特許の価値評価と知財戦略の分析 
こんにちは！ 工藤一郎国際特許事務所です。日銀、東証、日経グループ、金融機関、大手技術系メーカーと多数の特許価値評価・知財戦略分析に関する取引実績があります。このブログでは特許価値評価や知財戦略分析に関する情報を提供しています。
今回はトヨタ自動車など電気自動車に関する技術の有力企業３社のテクノロジーを紹介します（本記事の内容は2024年1月時点のものとなります）。
ここでピックアップする技術は今回注目したもので、全体のごく一部ですのでご留意を！
- 企業の成長性（株価）の先行指標となるYK値が高い３社を紹介
- 今注目の電気自動車業界！
- 各企業の新しい取り組みや新発明なども併せて紹介
早速、企業の注目技術を見てみましょう！
トヨタ自動車
自動車の世界トップメーカーです。電気自動車では後発となるものの、電池や電動機構についてはハイブリッド車で培った高い技術力を持っています。近年、電気自動車への注力を発表したほか、2026年に次世代モデルの投入、さらに全固体電池についても2027-2028年に実用化を目指しており、電気自動車でも大きな活躍が期待できます。
参考URL：https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/39330299.html
なお、特許は電気自動車関連のほか、自動車に関連して幅広く有します。
三井ハイテック
高性能なモータコアを提供しています。モータコアとは、電気自動車の動力であるモータの鉄芯部品のことで、電気自動車の性能を左右する最も重要な部品の一つです。同社は独自の金型技術とカシメ技術（溶接や接着剤、ボルトなどを使用せずに金属を結合する技術）を用いた製造方法により、高品質なモータコアを実現しました。同製品で世界トップシェアを誇っています。
参考URL：https://www.mitsui-high-tec.com/products/mk/
なお、特許はモータコア関連のほか、半導体装置用の部品に関して多数有します。
日東工業
電気自動車用の充電設備を提供しています。電気自動車はガソリン車よりも航続距離が短く、充電頻度が多くなることから、充電設備は車両本体と同じくらい重要となります。同社が手掛けているのは家庭や小規模の駐車場などに設置する普通充電器です。高速充電器に比べ、充電時間はかかるものの、コンパクトで導入しやすい点が特徴です。
参考URL：https://www.nito.co.jp/quick/evstand/
なお、特許は電気自動車関連のほか、受電装置などの電気設備に関して多数有します。
紹介した３社以外にも本テーマの技術優良企業はありますよ
工藤一郎国際特許事務所では様々な特許の分析レポート・価値評価レポートを提供しています。
大手研究所、メーカー、金融機関等向け等に多数の納入実績がありますので、ぜひご相談ください！
以上
